教会の名を付けられたF1界屈指の高速コーナー

おはようございます。
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◆1950年5月13日 F1世界選手権第1戦が開催された日

自動車レースの最高峰、F1の歴史はこの日から始まりました。レース会場となったのはイギリスのシルバーストン・サーキットで、以来1年も欠くことなく、現在に至るまで毎年イギリスGPとしてレースが開催されています。F1の初年度から現在まで欠けることなく毎年レースが行われているのはこのシルバーストンと、イタリアのモンツァ・サーキットだけです。

昨年は新型コロナウイルスの影響により、開催が危ぶまれましたが7月19日の予定から8月2日に日程をずらして、なんとか開催することができました。F1始まって以来の「伝統の一戦」が途切れずに続いたのは幸運なことでした。

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シルバーストン・サーキットの名物の一つと言えるのが、F1界屈指の高速コーナーといえる、「マゴッツ」「べケッツ」「チャーチ」と呼ばれるS字コーナーで、「F1マシンが最もF1マシンらしく見えるコーナー」とさえ呼ばれますが、この「べケッツ」「チャーチ」というのは12世紀にシルバーストンにいた聖トーマス・べケッツに由来して現在もその近隣にあるトーマス・べケッツ教会になぞらえて名付けられたそうです。「マゴッツ」というのはマゴット・ムーアという人物にちなむそうですが、その人がどんな人なのかよくわかりません。地元の名士さんか何かだったのでしょう、今でも地名として名前が残っているのだそうです。

それではまた明日。

横坂剛比古(MARO)

横坂剛比古(MARO)

MARO  1979年東京生まれ。慶応義塾大学文学部哲学科、バークリー音楽大学CWP卒。 キリスト教会をはじめ、お寺や神社のサポートも行う宗教法人専門の行政書士。2020年7月よりクリスチャンプレスのディレクターに。  10万人以上のフォロワーがいるツイッターアカウント「上馬キリスト教会(@kamiumach)」の運営を行う「まじめ担当」。 著書に『聖書を読んだら哲学がわかった 〜キリスト教で解きあかす西洋哲学超入門〜』(日本実業出版)、『人生に悩んだから聖書に相談してみた』(KADOKAWA)、『キリスト教って、何なんだ?』(ダイヤモンド社)、『世界一ゆるい聖書入門』、『世界一ゆるい聖書教室』(「ふざけ担当」LEONとの共著、講談社)などがある。新著<a href="https://amzn.to/376F9aC">『ふっと心がラクになる 眠れぬ夜の聖書のことば』(大和書房)</a>2022年3月15日発売。

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