日本聖書協会(JBS、渡部信総主事)は5月21日、新たなキリスト教ニュースサイト「クリスチャンプレス」を6月1日から始めると発表した。インターネット上ですべての記事を無料で読むことができる。
カトリック、正教会、プロテスタント各教派、無教会など、キリスト教のすべての教派を取り上げ、広く一般の人にも読んでもらえる内容を伝える。
また、オンラインメディア「クリスチャニティー・トゥデイ」と記事掲載の契約を提携したことを公表。日本の読者にも関心が高いと思われる最新の記事が日本語で読めるようになる。「クリスチャニティー・トゥデイ」は1956年に創刊された米国のキリスト教雑誌で、96年からインターネットでも有料で記事が読めるようになった。
日本聖書協会は「クリスチャンプレス」を立ち上げるため、クリスチャンプレスメディア部を新設。発行人は渡部氏(メディア部主事兼務)、編集長にいのちのことば社出身の雜賀信行氏、他に4人のスタッフによって開始する。
記者発表会には、「キリスト新聞」「カトリック新聞」「クリスチャン新聞」という紙媒体をはじめ、太平洋放送協会、日本FEBCという放送メディア、「BuzzFeed」「宗教問題」という一般メディアが取材に訪れ、活発な質疑応答がなされた。