東日本大震災から8年、震災犠牲者を追悼し、被災者と復興のために祈るミサが11日午後5時より、バチカンのサンピエトロ大聖堂で執り行われる。サンピエトロ大聖堂主席司祭で教皇代理であるアンジェロ・コマストリ枢機卿と、ローマ在住の日本人司祭たちが共同司式する。ミサには、在バチカン日本大使館関係者をはじめ、ローマのカトリック日本人共同体が参列を予定している。共同祈願での日本語の祈りや、サンピエトロ大聖堂付聖歌隊による日本語でのコーラスも行われる。
日本でも「3・11東日本大震災犠牲者追悼・復興祈願ミサ」が11日午後2時30分から、カトリック仙台教区カテドラルである元寺小路教会(宮城県仙台市)大聖堂で行われ、主司式を平賀徹夫(仙台教区司教)、説教を神田裕(大阪教区司祭)が務める。
プロテスタントでは、東日本大震災追悼記念礼拝(主催:仙台圏宣教協力会)が午後1時半から日本基督教団・蒼葉荘教会(宮城県仙台市)で行われる。
宗派を超えたものでは、「東日本大震災 追悼・復興祈願祭」(主催:鎌倉宗教者会議)が午後2時35分からカトリック雪ノ下教会(神奈川県鎌倉市)で開催される。