【訃報】 森井 眞さん(明治学院大学名誉教授)

もりい・まこと 歴史学者。8月10日、老衰のため逝去。103歳。葬儀は親族のみで行われた。

1919年東京都生まれ。1967年、明治学院大学文学部教授となり、82年に同大学長。1990年、同大名誉教授となる。長年、宗教改革者ジャン・カルヴァンの研究に従事。日本基督教団千歳丘教会員。

著書に『ジャン・カルヴァン ある運命』(教文館)、『カルヴァン』(牧書店)、共著に昭和天皇の死去を受けて行われた弓削達氏(フェリス女学院大学元学長)との対談を収めた『精神と自由 より人間らしく生きるために』(オーロラ自由アトリエ)、明治学院大学キリスト教研究所編『現代世界に生きるキリスト教』(明治学院大学キリスト教研究所)、訳書に『キリスト教は文明を救いうるか』『ガラテヤ・エペソ書』『ジャンヌ・ダルク』などがある。

豊雅俊監督、朝倉景樹プロデューサー、東京シューレ大学映像プロジェクト制作による映像資料「森井眞:自由と尊厳を語り続ける歴史学者」(創造集団、2010年)がある。

関連記事

この記事もおすすめ