神戸バイブル・ハウス20周年 教派を超えた活動に参加要請

日本で唯一の「常設聖書展示館」を有し、「聖書リレー朗読会」など教派を超えてさまざまな事業を行う一般社団法人クリスチャンセンター神戸バイブル・ハウス(KBH、神田健次理事長)の創立20周年記念式典が4月15日、日本基督教団神戸栄光教会(神戸市中央区)で催され、180人を超える関係者が集まった。

副理事長の大嶋博道氏(日本フリーメソジスト教団神戸ひよどり台教会牧師)による司式で行われた記念礼拝では、理事の前田万葉氏(枢機卿、カトリック大阪大司教)がメッセージを語った。「キリスト者は1%未満だが、教会全体が共に歩むことを願い、同じキリストを伝えていく姿こそ、日本社会にキリストを伝えることになる」とし、そのために一致を目指すKBHの活動への参加を呼び掛けた。

続いて、男声合唱団「関西学院グリークラブ」=写真上=が演奏をささげた後、日本聖書協会理事長の石田学氏、神戸YMCA総主事の井上真二氏が祝賀あいさつを述べた。

午後からは、陣内大蔵氏(日本基督教団東美教会牧師)によるコンサートが催された。

年内は、引き続き記念イベントが計画されている。

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