同性愛嫌悪を処罰する法案は「信仰の自由を抑制」とバチカン

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教皇フランシスコは同性愛に対してリベラルな姿勢をとってきたが、英メディアBBCは、バチカンが現在イタリア上院で審議中のホモフォビア(同性愛嫌悪)を処罰する法案について、イタリアに抗議したことが明らかになったと報じた。

ザン法案は、LGBT(性的マイノリティー)や女性、障害者に対する差別や暴力を扇動する行為を処罰するもの。LGBT活動家で政治家のアレッサンドロ・ザン氏にちなんで名付けられた同法案は、昨年11月にイタリア下院で可決された。成立するには上院を通過する必要がある。

同法案は女性やLGBT、障害者に法的保護を与えるもの。こうした保護対象者へのヘイトクライム(憎悪犯罪)や差別で有罪となった場合には、最高で4年の禁錮刑が科される可能性がある。

バチカンは6月17日、イタリア大使に非公式文書を送付し、ザン法案に抗議した。1929年にイタリア王国と締結したラテラノ条約で確保された信仰の自由を抑制するもの、と主張している。

現在のカトリック教会の教義では、同性愛は「逸脱した行為」とされている。法案支持派は、同法案には信仰の自由を確保する条項が含まれているとしている。一方で、教皇はこれまで、同性愛は罪であるというカトリック教会の立場を繰り返し表明している。(CJC)

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