九州豪雨 カトリック福岡教区が「災害支援」特設サイトを開設 2020年7月14日

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カトリック福岡教区(ヨゼフ・アベイヤ司教)は7月10日、九州豪雨を受けて災害支援のための特設サイト(http://fukuoka.catholic.jp/dedicated/2020kyushu-floods/)を開設し、現地の被災状況や支援について発信を始めた。

同サイトによると、カトリック人吉教会(熊本県人吉市)、人吉幼稚園(教会敷地内)は浸水被害がなかったものの電話が不通。教会の50m先まで水が迫り、周囲の家屋は浸水。職場や自宅が被害にあい、避難所に避難している信徒もいるという。

八代教会(熊本県八代市)は今のところ被害の報告はなし。水俣教会(熊本県水俣市)は信徒からの情報によると、聖堂が浸水したが、日曜日には処理を済ませ、ミサを行うことができたという。現在のところ、水俣の信徒、津奈木、芦北地域の信徒も被害なし。

久留米教会(福岡県久留米市)聖堂・香部屋に雨漏りあり。大牟田教会(福岡県大牟田市)は、聖堂の漆喰に亀裂。聖堂と隣接する大牟田天使幼稚園に雨漏り被害あり。職員の自宅が浸水被害にあった。

同教区では、災害被災者支援室の責任者である青木悟神父と牧山美好神父を中心に、今後の動きを決め、早いうちに「具体的な提案を送るようにしたい」としている。

ヨゼフ・アベイヤ司教は6日、「特に、人吉教会、水俣教会、八代教会、及び被災地の修道院と関連事業所の皆様にお見舞いを申し上げると同時に、この兄弟姉妹が地域のすべての人々と力を合わせて行っている活動を応援したいと思います。災害に巻き込まれた地域の人々のためにお祈りを捧げ、具体的な援助を届くように皆様のご協力をお願いいたします」とのメッセージを掲載した。

支援金の送り先は以下の通り。


*通信欄に「2020九州豪雨」と明記の上、郵便振替01760-6-20729「カトリック福岡司教区」まで。

*他の金融機関からの振込は、ゆうちょ銀行「一七九」(当座)0020729

*銀行振り込みの場合、①住所、②名前、③振込金額、④振込日 を下記宛に要連絡。Fax 092-523-2152。またはメール

◆使用目的:福岡教区の被災施設の修復 ・ 被災者義援金、復興に必要な経費(ボランティア活動補助金等 を含む)、教区災害被災者支援室運営経費

◆運営方法は「福岡教区被災者支援募金運用規程」に従う。参照:http://fukuoka.catholic.jp/help/

◆領収書の宛名を振込人と別の名前で希望する場合は要連絡。

その他、2020九州豪雨に関する問い合わせは、カトリック福岡教区災害被災者支援室(メール
、Tel 080-1761-4150=平日9時~17時)まで。

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