クリスマスツリーを飾る期間を教えてください【ルーテルアワー・聖書講座】

ルーテルアワー・聖書講座 

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るたー

みんなが思っているより長く楽しめるぞ(^^)

教会では、11月末頃からクリスマスツリーを出して、翌年の1月6日まで飾るのが一般的じゃ。

教会の暦には待降節(アドベント)というのがあって、クリスマスまでの準備期間にあたる。待降節は12月25日の4つ前の日曜日(今年の場合は11月28日)から始まるので、その日にクリスマスツリーを出すことが多い。教会では待降節も含めてクリスマスシーズンということになっている。

そしてわれわれは12月25日が過ぎてもすぐにはクリスマスツリーをしまわない。それは、同じく教会の暦でクリスマスシーズンが1月6日までと定められているからじゃ。ちなみに1月6日はイエス・キリストの顕現日(けんげんび)で、イエス・キリストが神であることがおおやけになったことを記念する日じゃ。

このように、教会ではクリスマスシーズンは待降節に始まって顕現日で閉じると考えている。従ってこの期間はずっとクリスマスツリーを出しておくんじゃ。しかしドイツをはじめヨーロッパ各地ではクリスマス当日にクリスマスツリーを出すという伝統もあるそうじゃ。ここ日本ではたぶん、クリスマスが終わったら急いでお正月の飾りをすることが多いのではなかろうか。

ていうか実はクリスマスツリーを考案したのはわしマルティン・ルターなのじゃが、その話はまた今度にしておこう。聞かれていないことまでペラペラ自慢すると老害とか言われかねんからな。ジジイも意外と繊細なんじゃ。

ではでは、クリスマスツリーを出そうか迷っている人はぜひ出してみてくれ。
今から出しても1月6日までは楽しめるぞ!

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