18年ぶり カトリック長崎 大司教交代、髙見大司教が退任 

カトリック長崎大司教の髙見三明大司教(75)は、自身が退任し、後任に同教区のペトロ中村倫明補佐司教(59)が任命されたことを12月28日付の文書で通知した。大司教の交代は18年ぶりとなる。

ローマ教皇来訪記念碑除幕式で挨拶をする髙見三明氏。

この文書は長崎教区の信徒、男女修道者、司祭に宛てたもので、教皇フランシスコが28日、髙見氏の定年による退任願を受理し、後任に中村氏を任命したことが伝えられている。中村氏の就任を祝う着座式は、来年2月23日に長崎市の浦上天主堂で執り行われる。

中村氏は1962年3月、長崎県大島町(現在の西海市)生まれ。2019年5月に教皇フランシスコにより長崎教区補佐司教に任命、同年9月、浦上教会で司教に叙階された。

髙見氏は03年12月に長崎大司教に着座。在任中、18年には「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の世界文化遺産登録、19年には教皇フランシスコの長崎来訪などに尽力。また、自身も胎内被爆者で、核兵器の廃絶や戦争反対を繰り返し訴えてきた。

着座式まで高見氏は、使徒座管理者として長崎大司教区の責任を委ねられ、着座式後に引退する。その後、名誉大司教となるが、司教協議会会長および関係司教委員会と部門等の責任・担当を退くことになる。

通知文書は次のように締めくくられている。

「皆さん、中村倫明被選大司教様のご健康とご活躍、そして長崎の教会共同体の立て直しと発展の上に聖霊の導きと主の祝福を、マリア様のとりなしによって祈りましょう。また、わたしのためにも祈ってくだされば大変ありがたいです。」

 

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