主の御名をあがめます。
皆様いかがおすごしでしょうか。MAROです。
本日もクリプレにお越しいただきありがとうございます。
聖書のランダムに選ばれた章から思い浮かんだよもやま話をしようという【聖書からよもやま話】、今日は 旧約聖書、詩篇の136篇です。よろしくどうぞ。
詩篇 136篇1節
主に感謝せよ。主にまことにいつくしみ深い。
主の恵みはとこしえまで。
(『聖書 新改訳2017』新日本聖書刊行会)
この詩は26節まであるのですけれど、1節に1回、合計26回も繰り返し「主の恵みはとこしえまで」ということばが出てきます。天地創造の御業や、被造物の美しさ、イスラエルの民を救った力強さを讃え、そのたびに「主の恵みはとこしえまで」とつけています。
もはやノリとしては「朝起きた。主の恵みはとこしえまで」「朝ごはんを食べた。主の恵みはとこしえまで」「無事に職場に着いた。主の恵みはとこしえまで」・・・「お風呂に入った。主の恵みはとこしえまで」「おやすみなさい。主の恵みはとこしえまで」と、そんな感じです。
「ノリ」とは言ってしまいましたが、本当に毎日のあらゆる瞬間に神様をほめたたえ、感謝をささげること。これが何よりの祈りなのかと思います。「朝の風が気持ちいい」「味噌汁がおいしい」「上司に褒められた」「便秘が解消した」そんな小さな出来事ひとつひとつに、感謝して神様に伝えること、それは立派な祈りかと思います。だってそんなありふれた小さな出来事一つ一つだって、よく考えれば神様の恵みなしには起こり得ないことなんですから。
目標は1日26回の感謝!・・・ですけど、それはすぐには難しいですから、せめて1日5回、いや3回は感謝して生きたいと思います。それだけできっと人生は幸せになるかと思います。
それではまた。
主にありて。
MAROでした。
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MARO 1979年東京生まれ。慶応義塾大学文学部哲学科、バークリー音楽大学CWP卒。 キリスト教会をはじめ、お寺や神社のサポートも行う宗教法人専門の行政書士。2020年7月よりクリスチャンプレスのディレクターに。 10万人以上のフォロワーがいるツイッターアカウント「上馬キリスト教会(@kamiumach)」の運営を行う「まじめ担当」。
著書に『聖書を読んだら哲学がわかった 〜キリスト教で解きあかす西洋哲学超入門〜』(日本実業出版)、『人生に悩んだから聖書に相談してみた』(KADOKAWA)、『キリスト教って、何なんだ?』(ダイヤモンド社)、『世界一ゆるい聖書入門』、『世界一ゆるい聖書教室』(「ふざけ担当」LEONとの共著、講談社)などがある。新著『ふっと心がラクになる 眠れぬ夜の聖書のことば』(大和書房)2022年3月15日発売。