三浦綾子生誕100年 いのちのことば社がクラファンで『塩狩峠』『海嶺』HDリマスター化 俳優・竹下景子さんも応援

いのちのことば社(東京都中野区、代表:岩本信一)は4月13日、三浦綾子生誕100年記念大型企画として、映画『塩狩峠』『海嶺』の2作品についてHDリマスターでのBlu-rayディスク化を目的とするクラウドファンディングを立ち上げた。600万円を目標に、2022年5月31日(火)午後11時まで支援を募る。

『塩狩峠』(1973年製作、監督:中村登)と『海嶺』(1983年製作、監督:貞永方久)。両作品ともいのちのことば 社の旧社屋にオリジナルネガフィルムが保存されていたが、14年ほど前の豪雨被害によって失われてしまった。そのため、二度ときれいな映像を取り戻せないと長い間諦めていたが、最近になって、両作品ともオープンリールの1インチテープが現存していることが判明した。

そのテープから最新のAI技術によってすでにDVDで販売されているものを上回る美しい映像を作り出すことができるが、そのためには、1作品につき少なくとも100時間以上の作業と、多額の費用が必要となる。そこで今回、2作品のHDリマスター でのBlu-ray化を目的としたクラウドファンディングを立ち上げることになった。三浦綾子の小説は数多く映画化されているが、今回HDリマスター化する両作品は、とりわけキリストの無償の愛を伝える名作として多くの人に感動を与え与え続けている。

『塩狩峠』比較画像

リターンは3000円〜30万円まで計14コース。「支援者様限定仕様『塩狩峠』/『海嶺』 Blu-rayDisc(エンドロールに支援者様名入り)」 「上映会へのご招待(Blu-ray2枚付き)」「リターン不要お気持ちコース」などが用意されている。

今回のクラウドファンディングには、『塩狩峠』で主人公・永野信夫役の中野誠也さん、『海嶺』主人公の妻・お絹役の竹下景子さん、三浦綾子記念文学館事務局長の難波真実さんらも応援メッセージを寄せている。いのちのことば社では、このクラウドファンディングをとおして、次世代につなぐことのできる映像を残し、できるだけ多くの人たちと三浦綾子生誕100周年を盛り上げていきたいと考えている。

竹下景子さん(俳優、『海嶺』主人公の妻・お絹役)のコメント

「海嶺」は懐かしい映画です。三浦綾子作品との初めての出会いでもありました。
私は西郷輝彦さん演じる船乗りの妻の役でした。ふるさと愛知県の方言を大先輩の山田昌さんに教えて頂きました。昌さんは名古屋弁の名手です。「知多半島の港は街とちょっと違うのよ」と前置きした上で懇切丁寧にご指導くださいました。「海嶺」は一年2ヶ月の漂流の後、外国の地で日本人として初めて聖書の翻訳を成し遂げた青年たちの壮絶な史実ドラマです。
三浦綾子さん生誕100年のこの機会に、リマスター版でより鮮明な画面を愉しめるようになることを楽しみにしています。多くの皆さまのご理解とご協力を私からもお願い申し上げます。

いのちのことば社は1950年、戦後の混乱期のなか、荒廃した日本人の心に聖書 の福音を届けようとアメリカからやってきた数人の宣教師たちによって創立された。これまで、出版をはじめとするさまざまな働きを通して、70年以上にわたってイエス・キリストの愛を伝えてきた。三浦綾子生誕100年記念にあたっては、雑誌『百万人の福音』の特集記事や、関連書籍の出版なども企画している。

 

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