【新生宣教団】 新約聖書とは? 何が書いてあるの? ざっくり紹介

新生宣教団

新約聖書とは?

こんにちは、ひよこです!
突然ですがみなさんは聖書についてどのようなイメージを持っていますか?
分厚いし読むには難しそう……。そう思われる方も少なくないと思います。しかし……!
実はこの聖書、現在世界で最も読まれている本であり、世界一のベストセラーなんです!
なぜ聖書はこんなにも多くの人に読まれているのでしょうか?

聖書は「旧約聖書」と「新約聖書」の2部構成になっていますが、今日はそのうちの後半部分「新約聖書」について紹介したいと思います。
きっとこれを読み終わるころには新約聖書を読んでみたくてうずうずしているでしょう!

前半部分の旧約聖書について詳しく知りたい方はこちらから↓↓

旧約聖書とは? 何が書いてあるの? ざっくり紹介

旧約聖書とは? 何が書いてあるの? ざっくり紹介

こんにちは、pontaです。みなさんは、「旧約聖書」という言葉をご存知ですか?「聖書」だけなら知っているけど、「旧約聖書」となると、あまり知らないという方が多いのではないでしょうか? では、「天地創造」という映画を知って […]

新約聖書とはなにか?

登場人物の紹介

新約聖書のあらすじと内容を見る前に、主な登場人物を簡単にご紹介します。

  • イエス・キリスト:新約聖書の中心人物で、旧約聖書で約束されていたメシヤ(救い主)として、新約聖書全体の教えの土台となっています。
  • 12弟子:イエスの12人の弟子で、彼らはイエスに学び、従い、訓練されました。イエスが復活した後、そのことの証人として世に送り出された人々です。
  • パウロ(サウロ):はじめは律法に厳格なユダヤ教徒としてキリスト教を迫害していたサウロは、後に回心し名前をパウロと改め、宣教者としてエーゲ海沿岸地方を中心にイエスの福音を伝えました。

旧約聖書の預言の成就

旧・新約からなる聖書新約聖書とは、27巻からなるキリスト教の正典です。
「新約」とは、イエス・キリストを通して神が人と結ばれた「新しい契約」のことを指し、旧約聖書の「旧約」に対比させた名称です。
旧約聖書はイスラエルの民の歴史であり、その歴史の中からダビデという王様が現れ、その家系から人類の救い主が誕生するという約束が与えられていました。これが古(旧)い契約の内容です。新約聖書では、その約束されていた救い主がこの世に来られたということと、その活動と教えが書かれています。

旧約聖書も新約聖書も多くの話題について述べていますが、中心となるメッセージはユダヤ人の救い主イエス・キリストが世に来られて、すべての人のための救いの道を備えてくださるというものです。
その救いの道というのは、イエス・キリストが人の罪のために死に、そして墓に葬られ3日目に復活したことを受け入れ信じるというもので、信じた人は神の子とされ、永遠の命が与えられると書かれています。

新約聖書が書かれた年代

新約聖書は西暦45年から95年の間に書かれたとされています。旧約聖書は約1000年かかって完成しましたが、新約聖書は約50年で完成しました。
イエス・キリストの昇天後に、弟子たちがまとめた書物です。

新約聖書を開くとまず、キリストの生涯で始まり、次に教会について語られ、その次にその教会に命令を与え、最後に教会とこの世界の未来を明らかにしています。
けれども、各書は書かれた順に並んでいるのではありません。それらは、必要性が生じるたびに書かれたのです。
最初に書かれたのは、誕生して間もない諸教会に書かれた手紙です。それらはヤコブの手紙、ガラテヤ人への手紙、テサロニケ人への手紙で、1世紀の半ば頃に書かれたようです。執筆された順ではその次が四つの福音書で、マタイの福音書かマルコの福音書が最初、次にルカの福音書、最後にヨハネの福音書と続きます。最後に書かれたのはヨハネの黙示録で、おそらく1世紀の終わり近くでしょう。

新約聖書の著者

新約聖書は27の書巻から構成されています。しかし、それらは一人が書いたものではなく、マタイ、マルコ、ルカ、ヨハネ、パウロ、ヤコブ、ペテロ、ユダ、そしてヘブル人への手紙の著書が書き記したものです。
著者たちの背景や職業は、実にさまざまで、漁師や取税人、医者もいました。あらゆる背景と職業を持った人たちが書いているのにも関わらず、聖書は最初から最後まで一貫性があり、矛盾は一つもありません。
なぜならこれらの著者の背後に本当の著者がいるからです。それは全知全能の「神」です。すべてが人間によるものであり、同時にすべてが神によるものなので、その結果原本においては、誤りのない完璧な書物ができあがったのです。

新約聖書の言語

新約聖書は、コイネーギリシャ語という1世紀に話されていた最も日常的なギリシャ語で書かれました。コイネーは「共通の」という意味で、それは今日の英語のように良く知られ、当時広く用いられており、地中海世界の共通言語として使われていました。
しかし、イエスが話していたのはアラム語で、弟子たちはおもにヘブル語を話していました。ではなぜ、ギリシャ語で書かれたのでしょうか?
当時、ローマ帝国の言語はラテン語でしたが、多くの地域ではラテン語よりもギリシャ語が公用語として使われていました。それは、アレクサンドロス大王による東方遠征の影響を受け、広大なヘレニズムの世界が展開されていたことが背景にあります。ギリシャ文化とペルシャ文化の融合が進む時代で、中にはギリシャ語しか話せないユダヤ人もいました。

色んな言語の聖書また、新約聖書の著者である弟子たちは、聖書の教えがユダヤ人だけに広まるのではなく、より広い地域で読まれ、後世に伝えるためにギリシャ語を選んだとも言われています。そのため14世紀に初めて英訳された聖書は、現在3200以上の言語に翻訳されていると言われています。

新約聖書の「構成」と「あらすじ」

さあ! 新約聖書の概略がわかったところで次はいよいよ内容です。
新約聖書は大きく5つに区分されています

…つづきはこちら。

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