1月29日「多方面につながる人間関係のネットワーク」

祈りとは、わたしたちを次のようなものと繋ぎ合わせ、また最も包括的な人間関係を育成する行動でもある。― 自我、神、共同体、創造、政府、文化など、を。わたしたちは人間関係のネットワークに生まれ、生涯を通じてそこに生き続ける。しかし、わたしたちはそれをしばしば好きになれない。わたしたちは孤立し、切り離され、粉砕され、連絡が途絶えたように感じる。そのような孤立感をどうしても耐えられないために、わたしたちはそれを克服する行動を起こすのだ。隣人に電話をし、社交クラブに入り、手紙を書いたり、結婚をしたりする。共通点のない試みが蓄積していく。自己の孤立が少なくなる。社会は分断されなくなる。事実はつじつまが合う。しかし、わたしたちが祈らなければ、それだけでは不十分である。唯一祈りを通して初めて、わたしたちはダイナミックで相互に関連する全体の複雑さと深みに入り込むことが出来る。祈らないことは無害な怠慢ではなく、自己と社会に対する積極的な冒瀆である。

わたしたちのために祈ってください。わたしたちは今何を行っているか、その理由も疑う余地のない程によく分かっている。そちらに行くのは困難なのだ。わたしたちはあなたがたの祈りが必要なのだ。
わたしたちが大切に思っていることは神の御前で健やかに生きることである。わたしたちが直ぐに一緒に会えるように祈ってください。
―― へブライ人への手紙13章18~19節

63db463dfd12d154ca717564出典:ユージン・H.ピーターソン『聖書に生きる366日 一日一章』(ヨベル)
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