エイプリルフールはユダの裏切りの日?

おはようございます。
今日もクリスチャンプレスをご覧いただきありがとうございます。

◆4月1日 エイプリルフール

4月1日は皆さまご存知、エイプリルフールです。年に一度、この日だけは嘘をついてもいい日だということで、毎年様々なイタズラが行われたりしますよね。クリスチャンプレスでも何かイタズラ記事を書こうかとも思ったのですが、メディアが運営変更初日から嘘をつくというのもナンですからやめにしました。

このエイプリルフールを「もともとキリスト教のイベントでしょ?」と思っている方もいらっしゃるようなのですが、実はこの日の起源については諸説はあれど、まったく分かっていないというのが実情なようです。もちろん聖書には「年に一度だけは嘘をついてもいいぞ」なんてことはどこにも書いてありませんし、教会の歴史を見てもそんなことを言った偉い人はいません。ただ、その起源についての一説では、4月1日が「キリストが十字架に処された日」だとか「ユダが裏切った日」だとかいうものもあります。ユダの裏切りを忘れないために、嘘をつくようになったのだとか。・・・ちょっと説としては説得力に欠ける気がしますけれど。

しかし、たまたまですが、今年のエイプリルフールは教会歴の「洗足の木曜日」にあたります。それは最後の晩餐の日でもあり、つまりユダが裏切った日なんです。ユダが裏切り者だと知ったとき、きっと他の弟子たちは「嘘だ!」と思ったでしょうし、思いたかったでしょう。しかし本当にユダは裏切り、イエスさまは十字架への道を歩むことになりました。

いずれにせよ、聖書は「偽り」を否定していますから、ちょっとエイプリルフールを楽しむにせよ、人を傷つけない「かわいい」程度のイタズラにしておきたいと思います。

皆様に素敵な笑いがありますように。
それではまた明日。

横坂剛比古(MARO)

横坂剛比古(MARO)

MARO  1979年東京生まれ。慶応義塾大学文学部哲学科、バークリー音楽大学CWP卒。 キリスト教会をはじめ、お寺や神社のサポートも行う宗教法人専門の行政書士。2020年7月よりクリスチャンプレスのディレクターに。  10万人以上のフォロワーがいるツイッターアカウント「上馬キリスト教会(@kamiumach)」の運営を行う「まじめ担当」。 著書に『聖書を読んだら哲学がわかった 〜キリスト教で解きあかす西洋哲学超入門〜』(日本実業出版)、『人生に悩んだから聖書に相談してみた』(KADOKAWA)、『キリスト教って、何なんだ?』(ダイヤモンド社)、『世界一ゆるい聖書入門』、『世界一ゆるい聖書教室』(「ふざけ担当」LEONとの共著、講談社)などがある。新著<a href="https://amzn.to/376F9aC">『ふっと心がラクになる 眠れぬ夜の聖書のことば』(大和書房)</a>2022年3月15日発売。

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