機嫌よくいることは難しいことなんです。とりあえず笑いましょう。

おはようございます。
今日もクリスチャンプレスをご覧いただきありがとうございます。

◆1868年3月3日 アランの誕生日

アランはフランスの哲学者で、その主著『幸福論』はヒルティ、ラッセルと並んで「三大幸福論」と呼ばれ、現代社会にも大きな影響を与えています。たとえば「幸せだから笑うのではない。笑うから幸せなのだ」なんて現代でも時々聞きますけれど、これを最初に言ったのはアランです。ちなみにアランというのはペンネームで、本名はエミール・オーギュスト・シャルティエと言います。

アランによれば、人間は放っておくと不機嫌とか不幸になってしまう性質を持っているので、意識して自分を機嫌良く、幸せにする必要があります。また、多くの不機嫌は実は精神的な原因ではなく、身体の不調が原因なので身体を鍛えたり整えたりすることも必要だと説いています。「笑うから幸せ」という言葉はこれらの考えに由来するものです。

聖書にも「いつも喜んでいなさい」という教えがありますが、2000年前から、「機嫌良くいること」は簡単なことではなかったのでしょう。だからイエス様もこんな教えを説いたんです。簡単にできることならわざわざ教える必要はありませんから。

またアランも「われわれは現在だけを耐え忍べばよい。過去にも未来にも苦しむ必要はない。過去はもう存在しないし、未来はまだ存在していないのだから」とも言っています。これも「明日のことを心配してはいけない」というイエス様の教えと通じます。

人間には幸か不幸か、過去を振り返ったり未来を予想したりする能力が備わっています。この能力によって、不機嫌や不幸になりやすくできています。だからできるだけ「今」にフォーカスして「今」を機嫌良く生きることで幸せになろう、というのがアランとイエス様に共通する幸福論なのかもしれません。

ランチは何を食べたら機嫌いいか、考えます。

それではまた明日。

 






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