戸籍調査がなければクリスマスはなかった?

おはようございます。
今日もクリスチャンプレスをご覧いただきありがとうございます。

◆1月29日 人口調査記念日

1872年1月29日に、日本で初めての全国戸籍調査が行われたことから記念日として制定されました。日本人として生まれ育つと戸籍って当たり前のもののように思えますが、世界を見渡すと日本ほど戸籍が整備されている国ってほとんどないんです。日本では戸籍一つを見るだけで、たとえばある人が「いつどこで誰から生まれ」、「いつ誰と結婚して誰を生み」、「いつどこで死んだか」ということがわかりますが、他の多くの国ではこれらの情報を知るには「出生証明書」「婚姻証明書」「死亡証明書」・・・と、いくつもの書類を集めなくてはなりません。よくも悪くも、個人情報が一元管理されているということです。個人を「家単位」で管理するということには賛否両論がありますが、このシステムは特に相続が発生したときには非常に便利なものでもあります。国際結婚なんかをするときにも便利です。

さて、戸籍調査と言えばキリスト教とも大きな関わりがあります。イエス様は、マリアさんが旅の途中で産気づいてしまったので馬小屋で生まれることになったのですが、そもそもどうしてマリアさんがそんなに急な旅をしなければならなかったかと言うと、皇帝アウグストゥスが戸籍調査のために「みんなそれぞれ自分の生まれた街で登録をするように!」と命じたからだったんです。

つまり、戸籍調査がなければイエス様は馬小屋ではなく、温かい家で生まれることができたかもしれないんです。もしそうなら、今のクリスマスの文化もずいぶん違ったものになっていたでしょうね。

それではまた明日。

 






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