【今日は何の日】2003年10月19日マザー・テレサが列福される

主の御名をあがめます。

今日もクリスチャンプレスをご覧いただきありがとうございます。すみません、僕の凡ミスで掲載が非常に遅い時間になってしまいました。お詫びいたします。

◆2003年10月19日マザー・テレサが列福される

広く一般の人に「クリスチャンと言えば誰?」と尋ねたら、かなり多くの方が「マザー・テレサ」と答えるのではないでしょうか。今日はそのマザー・テレサが、教皇ヨハネ・パウロ2世によって列福された日です。

GWB LB DIGITAL 12:35 Statements with Pope John Paul II.

カトリック教会に「聖人」という称号があるというのはご存知の方も多いと思いますが、その前段階として「福者」という称号もあります。「聖人」の称号を与えることを列聖、「福者」の称号を与えることを列福と言います。

これらの称号の審査は死後5年以降に行われ、通常列福までは死後数十年かかるのですが、マザー・テレサの場合は生前から「聖女」と称えられていたことや、圧倒的な知名度があったことなどから、教皇ヨハネ・パウロ2世の強い要望により、1997年の死去の直後から審査が開始され、非常に早い列福となりました。そしてさらに2016年に列聖されています。どちらも記録的な早さとなりました。また、ヨハネ・パウロ2世自身も、同じ規定により、非常に早く列福されました。

それではまた明日。
主にありて。

横坂剛比古(MARO)

横坂剛比古(MARO)

MARO  1979年東京生まれ。慶応義塾大学文学部哲学科、バークリー音楽大学CWP卒。 キリスト教会をはじめ、お寺や神社のサポートも行う宗教法人専門の行政書士。2020年7月よりクリスチャンプレスのディレクターに。  10万人以上のフォロワーがいるツイッターアカウント「上馬キリスト教会(@kamiumach)」の運営を行う「まじめ担当」。 著書に『聖書を読んだら哲学がわかった 〜キリスト教で解きあかす西洋哲学超入門〜』(日本実業出版)、『人生に悩んだから聖書に相談してみた』(KADOKAWA)、『キリスト教って、何なんだ?』(ダイヤモンド社)、『世界一ゆるい聖書入門』、『世界一ゆるい聖書教室』(「ふざけ担当」LEONとの共著、講談社)などがある。新著<a href="https://amzn.to/376F9aC">『ふっと心がラクになる 眠れぬ夜の聖書のことば』(大和書房)</a>2022年3月15日発売。

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