主の御名をあがめます。
今日もクリスチャンプレスをご覧いただきありがとうございます。早いもので今日から10月です。今日から衣替え、という方も多いかもしれません。
◆10月1日 メガネの日
1001を「一○○一」と書くとメガネのように見えることから日本眼鏡関連団体協議会が1997年に制定しました。この手の記念日の由来ってシンプルなダジャレが多いですが、これはちょっとひねってあるのが好きです。
今のような耳と鼻で支えるタイプのメガネができたのは18世紀なので、イエス様の時代には存在しませんでした。ですからイエス様がメガネを少なくとも今のような形でかけていた可能性はほぼゼロです。しかし、紀元前8世紀にエジプトで記されたヒエログリフには「ガラス製レンズ」についての記述があるそうですし、イエス様が生きたより少し後のローマ皇帝ネロの家庭教師であったセネカは「水を満たしたガラス製品を通せば、小さな文字もはっきり読める」という意図の記録を残しているようです。ですから、イエス様の時代にもメガネの原理はすでに発見されていたということになりそうです。
近頃、聖書を読むのに老眼鏡があるとラクだということを発見しました。まだそんな歳ではないと思っていたのですが、老眼って早い人だと35歳くらいから始まるみたいですね。
それではまた明日。
主にありて。

MARO 1979年東京生まれ。慶応義塾大学文学部哲学科、バークリー音楽大学CWP卒。 キリスト教会をはじめ、お寺や神社のサポートも行う宗教法人専門の行政書士。2020年7月よりクリスチャンプレスのディレクターに。 10万人以上のフォロワーがいるツイッターアカウント「上馬キリスト教会(@kamiumach)」の運営を行う「まじめ担当」。
著書に『聖書を読んだら哲学がわかった 〜キリスト教で解きあかす西洋哲学超入門〜』(日本実業出版)、『人生に悩んだから聖書に相談してみた』(KADOKAWA)、『キリスト教って、何なんだ?』(ダイヤモンド社)、『世界一ゆるい聖書入門』、『世界一ゆるい聖書教室』(「ふざけ担当」LEONとの共著、講談社)などがある。新著『ふっと心がラクになる 眠れぬ夜の聖書のことば』(大和書房)2022年3月15日発売。