【今日は何の日】1884年8月5日 「自由の女神」の建築開始

主の御名をあがめます。

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◆1884年8月5日 ニューヨークで「自由の女神」の建築開始

「自由の女神」はアメリカ独立100周年を記念して、その独立を支援したフランス人たちから贈られたものです。右手に松明(たいまつ)をかかげ、左手には聖書・・・と、よく勘違いされていますが、左手に持っているのはアメリカ独立の日付が刻まれた銘板であって、聖書ではありません。

画像:写真AC

ところで、アメリカもフランスもキリスト教国で、一神教の国なのに「女神」の像なんて作っちゃって大丈夫なの?偶像礼拝にあたらないの?って、疑問に思う方はいませんか?僕も前に疑問に思ったので調べてみました。実はこの像に「女神」という語を当てているのは日本だけなんです。英語での名称は「Statue of Liberty」ですから直訳すれば「自由の像」です。どうして女性の姿なのかといえば、フランス語で「自由」を示す「Liberte」が女性名詞だからだそうです。と、いうわけで「女神」として拝んでいるわけではなく、「記念碑」として建てているだけなので、偶像礼拝には当たらない、ということのようです。

それではまた明日。
主にありて。

横坂剛比古(MARO)

横坂剛比古(MARO)

MARO  1979年東京生まれ。慶応義塾大学文学部哲学科、バークリー音楽大学CWP卒。 キリスト教会をはじめ、お寺や神社のサポートも行う宗教法人専門の行政書士。2020年7月よりクリスチャンプレスのディレクターに。  10万人以上のフォロワーがいるツイッターアカウント「上馬キリスト教会(@kamiumach)」の運営を行う「まじめ担当」。 著書に『聖書を読んだら哲学がわかった 〜キリスト教で解きあかす西洋哲学超入門〜』(日本実業出版)、『人生に悩んだから聖書に相談してみた』(KADOKAWA)、『キリスト教って、何なんだ?』(ダイヤモンド社)、『世界一ゆるい聖書入門』、『世界一ゆるい聖書教室』(「ふざけ担当」LEONとの共著、講談社)などがある。新著<a href="https://amzn.to/376F9aC">『ふっと心がラクになる 眠れぬ夜の聖書のことば』(大和書房)</a>2022年3月15日発売。

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