関西学院大のクリスマス点灯式 キャンパスはアドベントの光に包まれて

 

関西学院大学(兵庫県西宮市)の西宮上ケ原キャンパスで2日、クリスマス・ツリー点灯式が開催され、学内外から約1000人が集まった。

クリスマス・ツリー点灯式(写真:関西学院大学提供)

クリスマス・ツリーとしてイルミネーションが施されたのは、時計台(登録有形文化財)の左右に植えられた2本のヒマラヤ杉。正門を入ると向こう正面に時計台があり、その前に広がる中央芝生に、同大の学生や高等部、中学部、初等部の生徒・児童、さらに地域の人たちが集まって、礼拝と点灯セレモニーが行われた。

関西学院の舟木讓(ふなき・じょう)院長がクリスマス・メッセージを語った。続いて、舟木院長と加藤知(かとう・さとる)副学長、そして、大学、高等部、中学部、初等部の代表者らが点灯ボタンを押し、ツリーにいっせいに明かりが灯ると、場内からは歓声がわき起こった。キャンパスが幻想的な雰囲気に包まれるなか、参加者らが歌う賛美歌が静かに流れた。

この日は、西宮上ケ原キャンパスだけでなく、西宮聖和神戸三田のキャンパスでも点灯式が行われ、今後1カ月にわたってクリスマス・イベントが各キャンパスで開かれることになる。ツリー点灯期間は25日までで、点灯時間は、午後4時半から午後10時半まで。ただし、西宮聖和キャンパスは午後10時まで。

村田治学長(写真:関西学院大学提供)

また、同大では11月15日、任期満了に伴う次期学長選挙の開票が行われ、村田治(むらた・おさむ)氏が選ばれた。村田氏は14年4月に学長に就任しており、3期目となる。任期は2020年4月1日から23年3月31日までの3年間。

村田氏は1955年、東京都生まれ。80年、関西学院大学経済学部を卒業後、82年、同大大学院博士前期課程修了、85年、同大大学院博士後期課程単位取得退学。89年、同大助教授を経て、96年、教授。教務部長(2002~08年)、経済学部長(09~12年)、高等教育推進センター長(12~14年)を歴任し、14年に学長と関西学院副理事長に就任した。

 






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