上智大短期大学部、神戸海星女子学院大 相次いで募集停止を発表

2024年度以降の学生募集停止を発表した恵泉女学園大学(大日向雅美学長)に続き、今度はカトリック校の上智大学短期大学部(山本浩学長)、神戸海星女子学院大学(石原敬子学長)が相次いで学生募集の停止を発表した。

学校法人上智学院は3月22日の理事会で、同大短期大学部の学生募集を、2024年度募集を最後に、2025年度以降停止することを決定した。

同学部は1973年、上智短期大学として開学し、以来50年、2012年の校名変更を経ながら、高等教育機関としての役割を果たし、これまで1万2000人を超える卒業生を輩出している。

今回の決定について学院は、「18歳人口の減少、女子の共学・四年制大学志向など、近年の社会状況の変化による影響」を挙げた。特にコロナ禍以降3年は急激に志願者が減少し、大幅な入学定員割れが続いていたという。

神戸海星女子学院大学は4月12日、2024年度以降の学生募集停止を理事会で決定。同学院は「真理と愛に生きる」との信念を建学の精神として1951年に設立され、短期大学、大学文学部英文学科・仏文学科を通じてグローバル教育に力を注いできた。2000年の短期大学閉鎖後も、心理こども学科の設置、英語系学科の改組を経て、2014年以降は現在の1学部2学科体制となった。

同大も募集停止の理由として、「18歳人口の減少、女子の実学志向、共学志向や大規模校志向など社会情勢の大きな変化」を挙げ、「今後、継続した定員充足は極めて困難であると判断」するに至ったと説明している。なお、大学以外の幼稚園、小学校、中学校・高等学校は継続して運営される。

キリスト教主義学校が直面する厳しい現実をあらわにした発表に、関係者の間では波紋が広がっている。

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