非信徒との結婚をどう考えればよいですか? 平岡正幸 【教会では聞けない?ぶっちゃけQ&A】

Q.結婚を考え牧師に相談したところ、相手がノンクリスチャン(非信徒)であることを理由に反対されてしまいました。キリスト者以外との結婚は避けるべきでしょうか。(20代・男性)

結婚は、カトリックではサクラメント(秘蹟の一つ)に数えられ、プロテスタントでも結婚式は教会に通っておられる方への牧会の中に含められます。しかし、一般の人からも教会で結婚式を挙げたいという申し入れがありますが、私は次のようにしています。そういう申し入れがあると、まず礼拝へご出席ください、その後に儀式担当者との打ち合わせをしてもらいます、と伝えます。基本的に教会に来ている人の結婚式を挙げる。先に申し入れから始まっても、礼拝出席を通して受け入れる。このようにして、一般の方の結婚をも牧会の中に含めています。

さて、未信者である理由で反対されてしまうとは、信者同士の結婚式以外は教会では行わないという理由ですね。そういう場合、キリスト教結婚式場も随所にありますし、結婚生活を通して、信仰に導かれるかもしれません。コリントの信徒への手紙一7章14節「信者でない夫は、妻によって聖なる者とされ、また、信者でない妻は、夫によって聖なる者とされているからです」。初代教会では、すでに結婚している人が信仰に入るというケースがほとんどだったろうと思われます。そういう状況の中での言葉です。

結婚は、両者が同意しての決意であると共に、その決意は神様の導きです。未信者との結婚も、生涯を通しての結婚生活の中での証しにかかっています。そのことから考えられたらよいのではないでしょうか。最後に、「結婚は神が定めてくださったことですべての人に尊ばれるべきであります」「神が結び合わせてくださったものを、人が離してはならない」(結婚式文より)。信者、未信者を問わず、結婚は神様の祝福です。

ひらおか・まさゆき 1950年、福岡県生まれ。日本ルーテル神学大学神学部(現ルーテル学院大学)、日本ルーテル神学校卒業。83年より日本福音ルーテル教会牧師。85年から統一協会、94年にはオウム真理教信者の脱会支援に着手するなど、長くカルト問題に取り組み、カウンセリング活動を続けた。共著書に『マインドコントロールからの解放』(三一書房)、『啓示と宗教』(サンパウロ)など。2009年、58歳で逝去。

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