キリスト教文書センター 公式サイトをリニューアル 200本以上の書評が読める総合サイトへ

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一般財団法人キリスト教文書センター(金子和人代表理事)は2月、公式サイトをリニューアルし、「本のひろば.com」(仮称)として公開した。

同センターが発行する月刊書評誌『本のひろば』に掲載された過去の書評が200本以上読めるほか、全国のキリスト教専門書店の情報も網羅している。同誌は1937年に創刊され、専門版元、取次、書店でつくるキリスト教出版販売協会の新刊を中心に、毎号さまざまな執筆陣による書評を掲載しており、2022年2月号で通巻770号を数える老舗の専門誌。

紙版は各専門書店などを介して定期購読も可能。旧サイトでは紙面のPDFデータが閲覧できる仕様だったが、新しい「本のひろば.com」では、それぞれの書評が独立した記事として読むことができ、著者名や出版社名、キーワードでの検索もできる機能も追加された。

 キリスト教文書センターは1967年、キリスト教文化の振興と国民の豊かな人間性を涵養することを志し、キリスト教文献の調査研究、出版頒布、読書会の開催および執筆者の養成、出版援助、キリスト教書店の育成を目的に、日本キリスト教協議会(NCC)文書事業部の外郭法人として創立。

 「本のひろば.com」では、2013年以降の『本のひろば』に掲載された書評が随時アップされる予定で、約10年にわたり掲載された記事がすべて読めることになる。同センターでは、新刊だけでなく既刊の書籍も含め購入の参考にしてほしいと期待を寄せている。

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