台湾に生涯ささげた英国人宣教師の生き様描いた漫画が出版へ

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台北発中央社が1月28日伝えたところによると、清朝時代から日本統治時代にかけて、台湾で布教活動に取り組んだ英国人宣教師トマス・バークレー(1849~1935年)の人生を描いた漫画「台湾名人伝記漫画:巴克礼(台文版)」が出版される。

バークレーは1875年に台湾を訪問。台湾語のローマ字表記推進や、台南神学院(神学校)を設立するなど、人材育成に取り組んだ。また台湾初の新聞とされる「台湾府城教会報」を発行し、教義の宣伝や信者の教育を進めたほか、晩年にはローマ字で表記したアモイ語の新約・旧約聖書「厦門音羅馬字聖経」の改訂やアモイ語・英語辞典「厦英大辞典」の増補にも力を注いだ。

1895年に日本が台湾を統治した際にもバークレーは海外に脱出せず、日本側と交渉。台南を平和的に無血開城させる役目も果たした。

漫画家の蠢羊さんが手掛けた漫画のせりふは台湾語で表記されているが、付録として中国語の対訳が書かれた冊子がつく。出版元の時報出版は、バークレーの一生を通じて、台湾が西洋文化の影響を受けて移り変わる様子や、統治者が次々に交代する中での破壊と再生を知ることができるとアピールした。(CJC)

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