超正統派ユダヤ教組織とカトリック教会 クオモ知事を地裁に提訴 2020年10月13日

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米超正統派ユダヤ教徒組織「アメリカ・アグダット・イスラエル」とカトリック教会ブルックリン教区は10月8日、新型コロナウイルス感染の大規模発生(クラスター)地域に対する礼拝所の人数制限などを定めた規制の差し止めを求め、アンドリュー・マーク・クオモ知事=写真=を連邦地方裁判所に提訴した。

今回、規制対象とされたブルックリン区やクイーンズ区、ロックランド郡、オレンジ郡には超正統派ユダヤ教徒のコミュニティがある。最も厳しい規制が適用されるエリアでは、礼拝所定員を25%ないし最大10人に制限しなくてはならない。

クオモ知事の発表後、ブルックリン区のボロー・パークでは3日連続で、超正統派ユダヤ教徒による抗議デモが行われた。

カトリック教会ブルックリン教区は声明で、「州は我々の安全プロトコルが機能していることを完全に無視した」と説明。教区の代理人のランディ・マストロ氏は「教区が安全を確保するためにすべてを正しく実行したとしても、行政命令が成立し、教区民が日曜礼拝に出かけることができない。この宗教コミュニティは、理由がどうであれ、最も基本的な権利、つまり宗教活動の自由が拒否されている」と語った。(CJC)

Andrew Cuomo by Diana Robinson.jpg: Diana Robinsonderivative work: 12anonymoususer34 – Andrew Cuomo by Diana Robinson.jpg, CC 表示 2.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=37137505による

 






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