11月18日 テモテへの手紙一1章15節

「キリスト・イエスは、罪人を救うために世に来られた」という言葉は真実であり、そのまま受け入れるに値します。わたしは、その罪人の中で最たる者です。
テモテへの手紙一1章15節(参照箇所同書1:12〜17)

 

テモテへの手紙は、牧会書簡と言われ、次第に規模も拡大し組織も複雑になって来たので、教会の組織制度を整える必要に迫られてきたことや、また異端から守って教会が使徒の信仰を受け継ぎ福音信仰を維持する事を目的として書かれました。

中でも当時の教会を取り巻く、異端的異教的影響から教会を守るために、これだけはけっして譲ることができないという信仰の根本をパウロは、テモテに宛てて書かざるを得ませんでした。それが、「キリスト・イエスは、罪人を救うために世に来られた」という信仰の告白です。信仰において譲ることのできないものは、キリスト教信仰をして、これが他の宗教と一線を画すというものでもあります。この信仰の中に止まっているなら、他のことは枝葉末節のこととして処理できるということでもあります。この信仰をまちがいなく信じている証として、パウロは、「わたしは、その罪人の中で最たる者です」と告白しているのです。パウロは、この信仰を自分の責任において受け止めるのに、「わたしはキリストを信じています」とは言いませんでした。「わたしは最大の罪人です」とキリストの救いのわざを受けざるを得ない自分を通して告白しているのです。

 

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