2月24日 ルカ23章46節

イエスは大声で叫ばれた。「父よ、わたしの霊を御手にゆだねます。」こう言って息を引き取られた。
ルカ23章46節(参考聖書箇所同書23章44ー49節)

主は死の極みにおいて、すべてを父なるお方にゆだねられました。一切を神の御手に委ねるとは、究極の信仰のありかたです。主は信仰の極致を身をもって明らかにされたということができます。 長い人生の間には、すべて前途を絶たれ暗澹たる思いに打ちひしがれることがあるものです。まったく先が見えず、行く手に暗黒が渦巻くのみという時には、人は自傷か、他傷か、正気を失うかのいずれかを選択せざるを得なくなるといわれます。 そのようなとき、委ねることできる存在を持っているなら、たとえ先は見えずとも、なお勇気を奮い起こして、前に向かって進むことができるはずです。「百尺の竿頭に立ちて、一歩前へ進む」という言葉がありますが、一歩前へ進めば奈落が待っているかもしれない、けれども、目をつむってでも一歩を踏み出すには、自分のすべてを委ねる存在を持っていなければなりません。 にっちもさっちもいかなくなったときに、あれこれ考えあぐねて、一切をあげて委ねることに躊躇逡巡しているのなら、まだ自分が残っているのであって、先へ向かって生きる勇気は見えてこないでしょう。信仰とは究極のお方へ自分のすべてを委ねる生き方をつくるものであります。

 

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