1月3日 悔い改めよ。天の国は近づいた。 マタイ3章2節

イエスとはだれか

1月3日 悔い改めよ。天の国は近づいた。 マタイ3章2節(参照箇所同書3章1〜6節)

洗礼者ヨハネが荒れ野に現れ、救い主の到来を告げたときの最初の言葉です。天の国(マルコ、ルカでは神の国)とは、神が支配されることを意味します。ヨハネは、イエスが救い主としてこの世においでになったのは、究極絶対のお方である神の働きが、目に見えるかたちでこの地上に起っていることを知りなさいと言っているのです。地上のことはすべて有限であり、変化します。絶対ということはありません。すべては相対的です。人の営みは、知識も技術も、社会制度、教育、価値観に至るまで、相対的な質をとどめています。なにかしら人の為すすべての結果に、不完全さ、不確かさ、あいまいさが残り続けるのは、その証拠です。ヨハネは、今や相対的なこの地上に神の支配が始まっている、それこそ天の国がここにあるのであって、そのしるしが救い主の到来なのだと声を挙げているのです。「悔い改め」とは、方向転換と意味をもっていますが、「悔い改めなさい」とは、それこそ相対的なこの地上の世界にばかりに気を取られないで、究極絶対の神が、そぐそこで働いておいでになることに目を転じなさいということに他なりません。

 






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