【今日は何の日】9月8日 聖母マリアの誕生日

主の御名をあがめます。

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◆9月8日 聖母マリアの誕生日

マリアさんは、カトリック教会では「聖母マリア」、プロテスタント教会では「イエスの母マリア」と、扱いがだいぶ異なりますが、しかしいずれの教派においても圧倒的な知名度と人気と崇敬を集めている人物であることは間違いありません。世界史上最も有名な女性と言っても過言ではないかもしれません。

画像:wikicommons

そんなマリアさんですが、その誕生については聖書に詳しい記述はありませんから、伝承から推測するしかないのですが、その推測によると誕生日は紀元前30年ごろの9月8日であるそうです。イエス様が生まれたのは紀元前4年ですから26歳で出産したことになります。しかし、どうもこれだと聖書の記述と辻褄があいません。イエス様を産んだ頃、マリアさんは15〜6歳、少なくともティーンエイジャーであっただろうということは定説になっています。

そもそも、イエス様の生まれた年自体、元々は紀元1年のはずだったのが、後世に「やっぱりちょっとずれてたから修正するね」と紀元前4年ということになったくらいですから、マリアさんも「だいたい紀元前20〜30年くらいに生まれた」と、ざっくり覚えておけばそれでいいかもしれませんね。

それではまた明日。
主にありて。

横坂剛比古(MARO)

横坂剛比古(MARO)

MARO  1979年東京生まれ。慶応義塾大学文学部哲学科、バークリー音楽大学CWP卒。 キリスト教会をはじめ、お寺や神社のサポートも行う宗教法人専門の行政書士。2020年7月よりクリスチャンプレスのディレクターに。  10万人以上のフォロワーがいるツイッターアカウント「上馬キリスト教会(@kamiumach)」の運営を行う「まじめ担当」。 著書に『聖書を読んだら哲学がわかった 〜キリスト教で解きあかす西洋哲学超入門〜』(日本実業出版)、『人生に悩んだから聖書に相談してみた』(KADOKAWA)、『キリスト教って、何なんだ?』(ダイヤモンド社)、『世界一ゆるい聖書入門』、『世界一ゆるい聖書教室』(「ふざけ担当」LEONとの共著、講談社)などがある。新著<a href="https://amzn.to/376F9aC">『ふっと心がラクになる 眠れぬ夜の聖書のことば』(大和書房)</a>2022年3月15日発売。

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