キリストを信じる人生についての追加情報を得るために、わたしはヨハネの黙示録を読むことはしない。わたしは既に、律法、預言書、福音書、書簡類を読み、その中にクリスチャンとしての人生に必要な全てを読み取ってきたのである。ヨハネの黙示録に書かれている一つひとつ全ては、聖書の「ヨハネの黙示録」の前に置かれた65冊の中に見つけることが出来る。つまり、わたしたちが既に知っていること以上のことは、ヨハネの黙示録には書かれていない。福音の真理はイエス・キリストにおいて既に完全なものとして啓示されている。この点に関して新たに付け加えるべきものは何もない。ただ、それを新しい方法で語る方法がある。「ヨハネの黙示録」を読む際、わたしはさらなる情報を得るために読むのではない。そうではなく、わたしの想像力を再活性化するために、わたしは「ヨハネの黙示録」を読むのである。
「あなたの耳は眠っていないだろうか? 聞きなさい。風のような言葉を聞きなさい。教会を吹き抜ける御霊に聞きなさい。」
―― ヨハネの黙示録3章22節