8月12日「苦悩すること」

わたしたちは苦悩する方法を知らない文化に生きている。わたしたちは「苦しまないことはよいことだ」と考えながら成長する。生活水準をより高めれば、苦悩することはないと考える。あるいは、教育によって苦しみを避けるように賢くなれる、と考える。もし何か予想もしないことが起こって、急に苦しむことがある時は、麻酔を求めてしまう。麻酔とは外科手術には最も必要なものである。でも、魂の問題に関して言えば、麻酔は最も有害なものである。

あなたがたが召されている人生とは、つまり、キリストの歩まれた人生だ。キリストは人生に降りかかってくる全ての苦しみを体験された。だから、あなたがたの人生にも苦しみはやってくる。あなたがたは、そのことを知ることになるだろう。一歩ずつ、一歩ずつ、人生を進むにつれて、それを知ることになるだろう。
―― ペトロの手紙(一)2章21節

*引用される「聖書の言葉」はピーターソンさんの翻訳・翻案を訳したものです。

63db463dfd12d154ca717564出典:ユージン・H.ピーターソン『聖書に生きる366日 一日一章』(ヨベル)
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