8月6日「洪水の水」

 創世記7章6~10節 ―

 創造の過程において、神が命じ、混沌は秩序へと変えられた(創世記1章2節、6~7節)。今や、神が命じ、混沌が戻ってくる。罪とは創造における小さな食い違いではなく、歴史における厄介なものでもなく、歴史を邪魔する障害物でもないことが今やはっきりしたのだ。罪とは破滅的な事柄である。「洪水」という言葉に対して、あなたはどのように反応するのだろうか?

 祈り
 神よ、あなたの審きについて、その全てを理解したいと思います。どうぞ、助けてください。わたしの全生涯と、わたしが人生について知る全てが、罪によって深く妨げられていることを、わたしが理解できますように。わたしはあなたの救いに加えられているはずです。そのことに気づかせてください。
アーメン

神を畏(おそ)れなかった古代世界を、神は容赦もしなかった。神は洪水によって全てを拭い去った。僅か八人だけを助けた ―― その内の一人こそ、ノアであった。彼はただ一人、「正義の声」そのものとして生きていた。
―― ペトロの手紙(二)2章5節

*引用される「聖書の言葉」はピーターソンさんの翻訳・翻案を訳したものです。

63db463dfd12d154ca717564出典:ユージン・H.ピーターソン『聖書に生きる366日 一日一章』(ヨベル)
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