出版社:キリスト新聞社
著者:水野隆一、荒瀬牧彦、柳本和良、中道基夫、加納和寛、井上智
発行日:2021年1月
判型:A5
頁数:141
音楽とともに進み続けた教会の宣教であるが、今日では伝統的な音楽から、ゴスペルやコンテンポラリーな音楽まで、さまざまなスタイル、ジャンルの音楽が教会で広くで用いられている。また、教会の高齢化にともない、「若い世代を教会に呼び込むには、ゴスペルやワーシップソングを取り入れるべき」という、意見も一部からは聞こえてくる。はたして伝統的な教会音楽は現代の宣教にふさわしくないのか……。
教会と音楽、宣教におけるさまざまな問いに、賛美学や宣教学に精通した気鋭の神学者が応答。さらに現場の牧師の報告などを通して考え、これからの音楽を通した宣教、教会形成を考える。
■キリストはいくつにも分けられてしまったのですか-教会の音楽における分断は乗り越えられるのか/水野隆一(本学部教授)
■賛美歌再考-礼拝に仕える歌・人を育む歌/荒瀬牧彦(日本聖書神学校教授)
■新しい歌を主に向かって歌え-”私たち”を変える歌/柳本和良(日本基督教団塚口教会牧師)
■「共に創る礼拝」と「音楽」/本学神学研究科1年有志
■宣教における音楽-その光と影/中道道夫(本学部教授)
■音楽・宣教・教会の「いま」そして「これから」/加納和寛(本学部准教授)、荒瀬牧彦(日本聖書神学校教授)、
水野隆一(本学部教授)、中道基夫(本学部教授)
■閉会礼拝 賛美いろいろ/井上智(本学部助教)
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