出版社:キリスト新聞社
著者:芳賀力
発行日:2023年3月
判型:A5
頁数:434
「物語る教会教義学」シリーズ、ここに堂々完結!
中間時を生きるわたしたちは、否定的なものに囲まれてもなお希望を抱くことができる!
生命、労働、結婚、政治、教会、神の国……。
わたしたちの歩みのすべてを、終末から降り注ぐ光のもとで物語る、シリーズ最終巻。
東京神学大学教授として、早くからナラティブアプローチを取り入れ組織神学を形作ってきた著者が説く「物語る」終末論。
既にと未だの狭間(中間時)に生きる教会に、確かな倫理とキリスト者の指針、聖書が描く究極の希望を鮮やかに書き記す。
【目次】
第1章 否定的なものに囲まれても、なお
第2章 キリスト教的〈信〉の経験
第3章 救済史の担い手
第4章 キリストの体
第5章 神のインスティテューション─ エクレシアと霊的制度
第6章 聖徒の交わり─ 見える教会と見えない教会
第7章 共同体の祝祭─ 説教とサクラメント
第8章 義認と聖化─ 福音と律法
第9章 歴史形成の論理
第10章 開始された終末論
第11章 キリスト者の自由(1)─ 身体と生命
第12章 キリスト者の自由(2)─ 労働と文化
第13章 キリスト者の自由(3)─ 結婚と家庭
第14章 キリスト者の自由(4)─ 国家と政治
第15章 キリスト者の自由(5)─ 教会と礼拝
第16章 大いなる安息─ 永遠の命
第17章 神の国という究極のビジョン
【著者】
芳賀 力(はが つとむ)
1952年、神奈川県に生まれる。1979年、東京神学大学大学院修了。1983年、 ドイツ・ハイデルベルク大学神学部留学。1987年、同大学より神学博士号取 得。東京神学大学学長(〜2023年3月末)。
レビューを投稿するには、会員登録が必要です。