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神学の小径Ⅱ:神への問い

¥4,950

神学の小径Ⅱ:神への問い

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神学の小径Ⅱ:神への問い

¥4,950

出版社:キリスト新聞社
著者:芳賀力
発行日:2012年5月
判型:A5
頁数:440

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「揺れ動く時代のただ中で、人間は神を問う。」

主題は「神(神論)」。「神の存在とは」「無神論は成立するのか」「神の存在と人の生涯にはどのような関係性があるのか」。痛みや苦しみが日々募るこの世界でなお神を語ることの不思議と覚悟と喜びを。季刊『教会』に「物語る教会教義学」と題して連載しているものを順次、単行本化。神学の基礎知識を体系的に整理するのには、最適の一冊。『神学の小径Ⅰ―啓示への問い』に続く第2巻。

教義学を愛するすべての学徒にとって、死せる伝統は淀んだ沼地である。常に新たな言葉で同時代に向かって語り直す伝承作用によってだけ、伝統は生きる。その覚悟がなければ、福音を未来に向かって手渡すことはできない。教義学は、御言葉ニヨッテタエズ改革サレルベキ学問(schola sempel reformanda per verba)である。(「あとがき」より)

【目次】
第一章 命の秘義
第二章 存在の不思議
第三章 世界への驚き
第四章 魂のみなもとへ
第五章 自分を知ること
第六章 関係の絶対性
第七章 宗教という現象
第八章 世俗化という現象
第九章 有神論と無神論を超えて
第一〇章 神のメディア
第一一章 父なる神
第一二章 子なる神
第一三章 聖霊なる神
第一四章 永遠の三位一体
第一五章 聖なる愛
第一六章 全能、永遠そして遍在
第一七章 いと大いなる方

【著者】
芳賀  力(はが つとむ)

1952年、神奈川県に生まれる。1979年、東京神学大学大学院修了。1983年、 ドイツ・ハイデルベルク大学神学部留学。1987年、同大学より神学博士号取 得。東京神学大学学長(〜2023年3月末)。

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