出版社:キリスト新聞社
著者:斎藤友紀雄、賀来周一、藤掛明
発行日:2012年4月
判型:A5
頁数:110
「キリスト教信仰による災害への取り組みの姿勢と実践」
大震災などをきっかけに、惨事ストレスからのPTSDやうつ病、不安障害など、さまざまなこころの問題が起きてくる。3人の専門家からその対処の仕方を学ぶ。災害時におけるこころのケアについて、心理面ならびに信仰面での牧会的配慮に関する知識および実践面でのガイドブック。
【目 次】
第1部 被災者心理とそのケア [斎藤友紀雄]
第1章 被害者心理とケアの基本
1 なぜ早い時期にこころのケアが必要か
2 PTSDについて
3 急性ストレス障害(Acute Stress Disorder)
4 危機理論を構築した臨床家
5 リンデマンの急性悲嘆
6 被災(害)者の情緒的反応
7 悲嘆プロセスとそのケア
8 悲嘆の実存的理解
第2章 被害者ケアの実際
1 ケアの基本―心的外傷にどう向きあうか
2 ケアと相談―その場所と方法
3 危機におけるスピリチュアルな課題
第3章 災害思想.災害の意味を問う
1 災害は天罰か
2 天災と悪の構造
3 災害も神のとき
第2部 鼎談 東日本大震災をめぐって
[斎藤友紀雄×賀来周一×藤掛明]
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