出版社:キリスト新聞社
著者:石井千加子、加藤麻由美
発行日:2012年11月
判型:A5
頁数:167
「中年期の危機を克服し、カウンセラーとして援助するために」
ミドルエイジ(中年期)に起こりやすい問題を取り上げ、その克服と援助の仕方について、家族療法の視点から、ジェノグラムとケーススタディーを元に解説。人生を振り返りその意味を問い始めたり、生きがいを捜し求めるようになるこの重要な時期に焦点を当てる。
【目 次】
第1章 概論
A ミドルエイジとは?
B 発達心理学理論における中年期
C 現代日本社会におけるミドルエイジのコンテキスト
D 本書の目指すもの
第2章 ミドルエイジ援助の基本的な視点
A 家族システム
B 三つの視点
第3章 理論の適用
A 文脈の視点の適用
B 言動の視点の適用
C 考え方の視点の適用
第4章 事例の見立てとカウンセリングの流れ
A 事例F子とその家族
第5章 カウンセラーのあり方 ──リフレクティング・プロセスを用いて
A ロールプレイの準備
B リフレクティング・チームを交えた面接の手順
C リフレクティング・チームメンバーの発言のルール
D 誌上研修会
第6章 実際の問題
A 導入
B 職場でのメンタルヘルスとミドルエイジ
C 夫婦関係の危機とミドルエイジ
D 高齢出産 ─子どもを望む・望まないという選択の狭間で─
E ひきこもりとミドルエイジ
石井千賀子=東京女子大学非常勤講師
加藤麻由美=東京英語いのちの電話カウンセリングセンター・セラピスト、臨床心理士
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