出版社:キリスト新聞社
著者:加藤常昭、佐藤司郎、平野克己、井ノ川勝、森島豊(編)
発行日:2011年2月
判型:A5
頁数:239
2010年1月25日~27日、長崎において行われた加藤常昭牧師80歳記念のシンポジウムを収録。
加藤常昭という一人の伝道者の歩みを受け継ぎ発展させるために、そして、一人ひとりが日本の伝道者・牧会者・説教者として責任を持って神学して立つために、加藤常昭と対話をした。
【目次】
第Ⅰ部 説教者加藤常昭の取り組みとその継承
講演1 日本における実践神学の基礎づけ(森島豊)
講演2 日本における説教黙想の確立とその展開(佐藤司郎)
講演1への応答 時代との戦いの行為としての説教(平野克己)
講演2への応答 加藤以後説教塾は預言の言葉を語る説教者集団たりうるか(井ノ川勝)
第Ⅱ部 改めて問うわれわれの課題(加藤常昭)
第一の問題連関―説教塾の説教批判から
一 カテキズム教案を問う
二 暫定的な総括―説教を読みながら
第二の問題連関―説教が神の言葉であるとはどういうことか
一 イーヴァント『説教学講義』の提起する問題
二 バルトの説教の定義をめぐって―カール・バルトとルードルフ・ボーレン
第三の問題連関
一 ディートリヒ・リッチュルに再び聴く
二 説教者パウロ
【編著者略歴】
加藤常昭=説教塾主宰
佐藤司郎=東北学院大学文学部キリスト教学科教授
平野克己=日本基督教団代田教会牧師
井ノ川勝=日本基督教団山田教会牧師
森島豊=日本基督教団長崎平和記念教会牧師
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