2018年7月豪雨 岡山と広島の諸教会がボランティア募集

 

岡山県にある福音派諸教会は13日、「岡山県宣教の集い」を母体にボランティア・センター岡山キリスト災害支援室」(仮称「岡キ災」)を立ち上げた。おもな活動は被災地へのボランティア支援。

発足会議の様子。県内から20人以上が集まり、災害支援について話し合われた。(写真:岡山キリスト災害支援室提供)

本部(事務局)委員長は草井琢弘氏(日本同盟基督教団・岡山めぐみキリスト教会牧師)、書記は吉岡創氏(日本聖約キリスト教団・南輝聖約キリスト教会・広江聖約キリスト教会牧師)、会計は中島啓一氏(日本イエス・キリスト教団・岡南教会牧師)。

左から中島啓一氏、草井琢弘氏、木崎智之氏、吉岡創氏(写真:岡山キリスト災害支援室提供)

現地センターは日本聖約キリスト教団・広江聖約キリスト教会(岡山県倉敷市広江5-2-25)に置く。センター長は木崎智之氏(ティーンチャレンジ・インターナショナル・ジャパン・エグゼクティブ・ディレクター)、副センター長は渡辺亘氏(日本聖約キリスト教団・福山聖約キリスト教会・水島聖約キリスト教会牧師)。

顧問は赤江弘之氏(日本同盟基督教団・西大寺キリスト教会牧師)、内川寿造氏(日本アッセンブリーズ・オブ・ゴッド教団・岡山神召キリスト教会牧師)、工藤弘雄氏(日本イエス・キリスト教団・香登教会牧師)、吉岡章氏(日本聖約キリスト教団・カベナントチャペル・一宮聖約キリスト教会牧師)。

岡山へのボランティア参加者は次のことを登録前に必ず読むよう呼びかけている。

①ベース(事務局)入り口には、隣家の車が4台駐車している。出入りの際には接触事故のないよう細心の注意を(右折入庫禁止。必ず左折で入ること。交差点「広江6丁目」を曲がる)。

②ベースの到着時間は朝8時~夜8時まで。交通機関の都合で上記以外の到着しかできない場合は相談を。

③最寄り駅からベース(事務局)までは距離がある。公共交通機関を利用してベースに来る場合、申し込み前に連絡を。

④持ち物は、長ぐつ(必須)、寝袋(必須)、軍手(必須)、ゴム手袋(必須)、帽子(必須)、冷感グッズ(任意)、タオルなど個人で必要なもの。作業用具は準備あり。

⑤ベース近辺には24時間営業のスーパーやコンビニがある。

⑥ボランティアに関する相談は086・455・2735(7月30日まで。その後、専用回線に変わる)、メールは ok.kurashiki@gmail.com。

【ボランティア申し込みフォーム】
https://goo.gl/forms/PWDk90dpW8JPID5w2

岡山県倉敷市周辺での活動

主催:岡山県宣教の集い 岡山キリスト災害支援室(略称・岡キ災)
名称:岡山キリスト災害支援室(広江聖約キリスト教会内)
住所:岡山県倉敷市広江5-2-25
電話:086・455・2735(7月30日まで)
宿泊:可能
期間:7月16日から約3カ月
ボランティア参加手続き:フェイスブックから「岡キ災」で検索し、専用フォームから必ず事前にボランティア申込み登録を行うこと。

また、4年前の広島土砂災害時に設立されたキリスト教会・広島災害対策室(室長・北野献慈氏)も「キリスト教会・呉ボランティセンター」を立ち上げた。

広島県呉市周辺での活動

主催:キリスト教会・広島災害対策室
名称:キリスト教会・呉ボランティア・センター本部事務所(インマヌエル呉キリスト教会内)
住所:広島県呉市中央6-7-27
ボランティア受付専用携帯:080・9790・9493または080・4555・3347
宿泊:可能
期間:7月17日から8月10日まで
※ボランティアは教会関係者に限定されている。団体での参加が優先されることもある。

日本国際飢餓対策機構(JIFH)の緊急支援チームは、両ボランティア・センターの運営サポートを担当し、広江聖約キリスト教会に二人、インマヌエル呉教会に一人、スタッフが常駐する。

募金はこちらから

郵便振替:00170・9・68590
日本国際飢餓対策機構
記入欄に「2018年7月豪雨」と明記のこと。

雑賀 信行

雑賀 信行

カトリック八王子教会(東京都八王子市)会員。日本同盟基督教団・西大寺キリスト教会(岡山市)で受洗。1965年、兵庫県生まれ。関西学院大学社会学部卒業。90年代、いのちのことば社で「いのちのことば」「百万人の福音」の編集責任者を務め、新教出版社を経て、雜賀編集工房として独立。

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