2020年10月5日「彼らの上に手を置くと、聖霊が降り」

パウロが彼らの上に手を置くと、聖霊が降り、その人たちは異言(いげん)を話したり、預言をしたりした。(使徒言行録19章6節)

パウロたち一行は一年半コリントにとどまって伝道し、教会形成をした後、プリスキラ・アキラ夫妻を伴ってエフェソに入った。それから、プリスキラ夫妻をエフェソに残してエルサレムに向かい、アンティオキアに帰った。

エフェソにユダヤ人で旧約聖書に詳しいアポロが来た。彼は主の道を受け入れていたが、ヨハネのバプテスマしか知らなかった。プリスキラ夫妻は彼を家に招いて、もっと正確に神の道を説明した。こうして、アポロはエフェソの兄弟たちによってアカイア州に送り出され、コリントの信徒たちを大いに助け、また、その地のユダヤ人たちに力強く伝道した(18・24〜28。若い伝道者を歓待し、よい関係を作って、福音の核心を教えるキリスト者夫妻の存在の大きさが語られている。

パウロは再び伝道旅行に出て、小アジアの内陸を通ってエフェソに来た。ここでパウロはヨハネのバプテスマしか知らない弟子集団に会った。パウロは彼らにヨハネが証ししたメシアは主イエスであると語った。今日の聖句は、パウロの説教を聞いて、主イエスの名によってバプテスマを受けた人々に聖霊が降ったことを語る。今日も、聖書はよく知っているが、聖霊を知らない人々がいる。主イエスは過去の人ではなく、今も神の国の福音を語り、人を罪より救う聖霊の主である。聖霊は信じる者を弟子とし、伝道に遣わし、教会を形成する。人間イエスでなく、神の御子(みこ)イエスを信じるのが聖書の信仰である。もちろん、主イエスの生涯と、その言葉と業を切り離して、聖霊だけを強調する信仰も、聖書の信仰ではない。

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