本当は画家ではなく聖職者になりたかったゴッホ

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◆1853年3月30日 ヴィンセント・ヴァン・ゴッホの誕生日

ゴッホは1853年3月30日にオランダの牧師の息子として生まれました。ヴィンセントという名は、その地で高名な牧師であった祖父と同じ名前でした。また、生まれてすぐに亡くなってしまった兄がいたのですが、その兄もヴィンセントと名づけられました。牧師一家であるゴッホ家は、長男に牧師になることを望んでいたことが、この名前からわかります。

その望み通りにゴッホは牧師になることを志して24歳の頃から王立大学への入学を目指して受験勉強に励みますが、ギリシャ語・ラテン語・数学・地理・歴史・・・と、受験科目の多さに苦しみ、挫折してしまいました。この挫折の頃からゴッホは断食をしたり、外で寝たり、杖で自分を叩いたりという自罰的行動を行うようになりました。牧師になることを諦めたゴッホは伝道師になったのですが、この自罰的行動を「常軌を逸しているからやめなさい」と教会から指導が入ったにもかかわらずやめなかったために、伝道師としても職を失うこととなってしまいました。

ゴッホが本格的に絵を描くようになったのはこの後のことで、もし牧師や伝道師としての道が閉ざされなければ、この偉大な画家は生まれなかったかもしれません。神様は人間を適材適所に用いてくださいます。牧師や伝道師として直接的に神様に仕えることばかりが、神様を喜ばせるとは限りません。どんな仕事であっても同じように神様に愛されているというのが聖書のメッセージです。

それではまた明日。

 

 

横坂剛比古(MARO)

横坂剛比古(MARO)

MARO  1979年東京生まれ。慶応義塾大学文学部哲学科、バークリー音楽大学CWP卒。 キリスト教会をはじめ、お寺や神社のサポートも行う宗教法人専門の行政書士。2020年7月よりクリスチャンプレスのディレクターに。  10万人以上のフォロワーがいるツイッターアカウント「上馬キリスト教会(@kamiumach)」の運営を行う「まじめ担当」。 著書に『聖書を読んだら哲学がわかった 〜キリスト教で解きあかす西洋哲学超入門〜』(日本実業出版)、『人生に悩んだから聖書に相談してみた』(KADOKAWA)、『キリスト教って、何なんだ?』(ダイヤモンド社)、『世界一ゆるい聖書入門』、『世界一ゆるい聖書教室』(「ふざけ担当」LEONとの共著、講談社)などがある。新著<a href="https://amzn.to/376F9aC">『ふっと心がラクになる 眠れぬ夜の聖書のことば』(大和書房)</a>2022年3月15日発売。

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