【今日は何の日】1968年10月11日 有人宇宙船アポロ7号の打ち上げ

主の御名をあがめます。

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◆1968年10月11日 有人宇宙船アポロ7号の打ち上げ

アポロ計画は1961年5月にケネディ大統領が1960年代中に人間を月に着陸させるという公約を掲げたことから始まった、アメリカの国家的プロジェクトでした。1969年に、アポロ11号によってその公約は達成されましたが、その前段階として、アポロ計画として人間を初めて宇宙に送ったのがこのアポロ7号でした。

この「アポロ計画」の名前の由来になったのは、ギリシア神話に出てくる神々の一人、アポロです。ところで聖書にもアポロという人物が登場します。パウロと共に古代教会の指導者となった人物ですが、この人が名前を持つということは、キリスト教の黎明期の舞台となった当時のギリシアには、ギリシア神話の影響がかなり残っていたということです。そんなわけで、ギリシア神話について知ることも、古代のキリスト教の周辺環境を知る上では、意外と意味のあることだったりもします。

これから星の綺麗な季節になりますから。星座と一緒にギリシア神話を読んでみるのも、ロマンチックで良いかもしれません。ちなみに聖書にもいくつかの星座が登場します。聖書を書いた人たちも、夜空に星座を眺めていたんですね。

それではまた明日。
主にありて。

横坂剛比古(MARO)

横坂剛比古(MARO)

MARO  1979年東京生まれ。慶応義塾大学文学部哲学科、バークリー音楽大学CWP卒。 キリスト教会をはじめ、お寺や神社のサポートも行う宗教法人専門の行政書士。2020年7月よりクリスチャンプレスのディレクターに。  10万人以上のフォロワーがいるツイッターアカウント「上馬キリスト教会(@kamiumach)」の運営を行う「まじめ担当」。 著書に『聖書を読んだら哲学がわかった 〜キリスト教で解きあかす西洋哲学超入門〜』(日本実業出版)、『人生に悩んだから聖書に相談してみた』(KADOKAWA)、『キリスト教って、何なんだ?』(ダイヤモンド社)、『世界一ゆるい聖書入門』、『世界一ゆるい聖書教室』(「ふざけ担当」LEONとの共著、講談社)などがある。新著<a href="https://amzn.to/376F9aC">『ふっと心がラクになる 眠れぬ夜の聖書のことば』(大和書房)</a>2022年3月15日発売。

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