主の御名をあがめます。
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◆8月24日 バルトロマイの記念日
今日は十二使徒の一人、バルトロマイの記念日です。別名ナタナエル。「バルトロマイ」というのは「タルマイの子」という意味ですから、どうやらナタナエルが彼自身の本名だったようです。当時の人たちは名字を持っていませんでしたから、「◯◯の子」とか「◯◯出身の」という言葉をつけて、同じ名前の人を区別していました。今でも欧米では語源を辿ると「◯◯の子」という意味になる名字がたくさんあります。たとえばマクドナルドというのは「ドナルドの子」という意味です。
そんなバルトロマイさんは、使徒の中ではとても地味な人で、聖書でもあんまり活躍する場面がありません。しかし、絵画ではかなり目立つ描き方をされています。彼は「皮はぎの刑」という、かなり痛そうな方法で処刑されたことで有名で、ミケランジェロの「最後の審判」では、自分で自分の皮を持った姿で描かれています。上の絵の、真ん中にいるイエス様の右下にいる人がそうです。インパクト大きすぎます。ミケランジェロさんもいくらなんでもそんな描き方しなくてもよかったでしょうに・・・でも、このバルトロマイの顔はミケランジェロ自身の顔をモデルにしたそうです。ミケランジェロさん、バルトロマイ推しだったんでしょうかね。
ちなみに実は僕もバルトロマイ推しです。
それではまた明日。
主にありて。