主の御名をあがめます。
日曜日。クリスチャンの方々は礼拝に行く方も多いでしょう。そうでない方は、どうかごゆるりと。今日もクリスチャンプレスをご覧いただきありがとうございます。
◆1483年8月9日 システィーナ礼拝堂開場
システィーナ礼拝堂はローマ教皇の公邸であるバチカン宮殿にある礼拝堂で、その建物自体の価値もさることながら、ミケランジェロ、ボッティチェリなどのルネサンス全盛期の芸術家たちによる内装美術でも有名です。
中でも有名なのはミケランジェロによる天井画と「最後の審判」ですが、天井画が描かれたのは1508年から1512年にかけてのこと、「最後の審判」は1535年から1541年にかけてです。と、いうことはこの礼拝堂が開場してから四半世紀以上の間は、天井は何も描かれていないシンプルなものだったのでしょうか。それはそれでスッキリと美しい気もしますが寂しい気もします。
壁画は開場当時から描かれていたようで、ボッティチェリやペルジーノなど、豪華絢爛(ごうかけんらん)たるスタッフによって、旧約聖書と新約聖書のストーリーが描かれています。昔の人たちは字の読めないことも多かったですから、こうして絵を用いて聖書のストーリーを知ったりしたんです。
今日も世界が平和でありますように。それではまた明日。
主にありて。