今日6月11日は傘の日です。この日が「入梅」になることが多いことから、日本洋傘振興協議会(JUPA)が1989年に制定しました。
聖書には「傘」は登場しませんが、「雨」は旧約に104箇所、新約に14箇所(旧約続編には18箇所)出てきます。最初は、「地にはまだ野の灌木もなく、野の草もまだ生えていなかった。神である主が地上に雨を降らせず、土を耕す人もいなかったからである」(創世記2:5)という天地創造の箇所。次がノアの箱舟のところで、「七日の後、私は四十日四十夜、地上に雨を降らせ、造ったすべての生き物を地の面から消し去る」(同7:4)。
イエスの言葉で有名なのは、「父は、悪人にも善人にも太陽を昇らせ、正しい者にも正しくない者にも雨を降らせてくださる」(マタイ5:45)。
聖書の世界は日本のような四季はなく、乾期(夏)と雨期(冬)に分かれます。エルサレムの年間降雨量は500ミリ弱で、日本の3分の1程度です。