今日7月1日は明石家さんまの誕生日。クリスチャンではありませんが、結婚した大竹しのぶの母親は「江すてる」という名前でも分かるとおりクリスチャン。母方の祖父母は無教会の内村鑑三の弟子でした。そして、父親も祖父の聖書講義に通って、娘の江すてると結婚するのです。しのぶという名前は「最後まで耐え忍ぶ者は救われる」(マタイ10:22)から父親がつけました。
さんまの座右の銘「生きてるだけで丸もうけ」も聖書が由来かもしれません。師匠の笑福亭松之助はカトリック作家の遠藤周作や曽野綾子の本ばかり読んでいた時があり、雑談の中で、「裸で生まれてきたわけですから、一回おむつでもすれば、もう人生勝ちなのに」ということをよく言っていたことから、この言葉が出てきたそうです。その発想の元になったのは、「私は裸で母の胎を出た。また裸でそこに帰ろう。主は与え、主は奪う。主の名はほめたたえられますように」(ヨブ1:21)か、小林一茶の「はだかにて生まれてきたに何不足」という句か、分かりませんが、このように聖書の言葉が私たちの身の回りにもあるかもしれませんね。