初めのころの愛を再び燃え上がらせる
私たちは、自分の中にあるキリストの愛を再び燃え上がらせる必要がある。そうすれば次第に、福音を伝えることがもっと簡単で自然なこととなっていくだろう。
自分が愛しているものについて、肯定的に、思うがままに話さない人はいない。孫の写真を出すおばあさんを嫌がる人はいないだろう。地元チームをひいきにしたことがある人なら誰でも、チーム・カラーで飾り立て、好きな選手のユニホームに身を包み、前夜の勝ち試合について話し続けるスポーツ・ファンの情熱を理解することができる。釣り、ゴルフ、キルト作りのような夢中になる趣味のある人は、自分の大好きなことについて何ら問題なく話せるはずだ。音楽愛好家にも、私の言いたいことを分かってもらえるだろう。
私たちの伝道に最も欠けているのは、主イエス・キリストへの情熱なのかもしれない。
さらに言うなら、あるスポーツをするのが好きな人も、初めから上手だったわけではない。そのスポーツへの愛があり、その愛が大きくなり始めたなら、もっと上手になりたいと、時間とエネルギーをますます注ぎ込むだろう。新米アスリートは、技術が上達するまで、そのスポーツをやり続けるものだ。
だから、イエスへの関心も、イエスについて伝えたいと願う思いも、その人のイエスに対する愛が育つのに応じてさらに大きくなってくるはずなのだ。(次のページへ続く)