カトリック札幌教区は公開のミサを中止 仙台教区と新潟教区の新型コロナ・ウイルスへの対応

 

カトリック札幌教区(教区長:勝谷太治司教)は25日、「新型コロナ・ウイルス感染症に伴う公開ミサの中止について」と題する文書で、「2月27日(木)から3月14日(土)まで、公開のミサ・集会祭儀や集まりを行わない」と発表した。管轄する北海道の感染者は66人で(28日現在、以下同)、東京都の36人を超えて最多。鈴木直道(すずき・なおみち)知事は緊急事態宣言を出し、今週末の外出を控えるよう呼びかけている。

札幌教区カテドラルのカトリック北一条教会(写真:Ozizo)

仙台教区(教区長:平賀徹夫司教)は現在のところ、何のアナウンスもない。仙台教区が管轄するのは青森県、岩手県、宮城県、福島県の4県で、感染者は出ていない。

新潟教区(使徒座管理者:菊地功大司教)も現在のところ、何のアナウンスもない。新潟教区が管轄するのは新潟県、山形県、秋田県の3県で、感染者は出ていない。

雑賀 信行

雑賀 信行

カトリック八王子教会(東京都八王子市)会員。日本同盟基督教団・西大寺キリスト教会(岡山市)で受洗。1965年、兵庫県生まれ。関西学院大学社会学部卒業。90年代、いのちのことば社で「いのちのことば」「百万人の福音」の編集責任者を務め、新教出版社を経て、雜賀編集工房として独立。

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