全ての祈りは、色々な方法があるのだが、最後には賛美となる。詩編150編は教会の祈祷書の最後の祈りとして、意図的に配置された歌である。どんなに苦しんだとしても、どんなに疑うことがあったとしても ―― 全てが最後は賛美になる。賛美こそ、最後の頂点における祈りである。それは他の祈り、賛美が劣っているという意味ではない。そうではなく、全ての祈りは、満足するところまで追求すれば、賛美になるということである。
生きているもの すべて
息あるものはみなこぞって
神をたたえよ
ハレルヤ!
――詩編150編6節
*引用される「聖書の言葉」はピーターソンさんの翻訳・翻案を訳したものです。