8月14日「あなたの僕を安らかに去らせてください」

 創世記2章19~23節 ―

 シメオンの歌は、神に献身的に仕えた長い人生を歩んだ知恵に満ちた心の安らぎを表している。シメオンの歌には、安らぎの内に死ぬ覚悟が歌われている。誇りをもって見ることが出来るその偉大な業績のために、この歌を歌ったのではない。神が神の目的を達成したことをシメオンが見た。そういう趣旨で、彼は歌を歌ったのだ。
 あなたは死ぬ前に何を見たいですか。

 祈り:あぁ神よ、わたしもそのように生きるようにしてください。死に向かう時、悔やむこともパニックに陥ることもなく、自分の人生を振り返ることが出来ますように。そうではなくて、むしろイエス・キリストを通して神の恵みを見、それを体験した全てのことに静かに感謝して人生を振り返ることが出来るように。アーメン

神よ今こそ 去らせる時を
 あなたの僕に る時だ
約束した通り 平和の裡に
 わが目に あなたの 救いを見せて
今こそまさに すべての人に あなたの救いを
 さやかに見せて
―― ルカによる福音書2章29~30節

*引用される「聖書の言葉」はピーターソンさんの翻訳・翻案を訳したものです。

63db463dfd12d154ca717564出典:ユージン・H.ピーターソン『聖書に生きる366日 一日一章』(ヨベル)
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